Daniel Harding Offcial Website / Photo : ©Priska Ketterer - Archivio Ferrara Musica
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Mendelssohn / Schumann : Violin Concertos
The Telegraph 12 February 2005 Mendelssohn / Schumann : Violin Concertos
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Hardingの指揮の下でマーラー室内管弦楽団はメンデルスゾーンではしなやかに、そしてシューマンにおいては潜在的旧式さを最小にした。

Matther Rye
Mahler : Symphony No.4 , Lieder
音楽の友 2005年1月号 Mahler : Symphony No.4 , Lieder
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ハーディング指揮、マーラー・チェンバー・オーケストラによる「交響曲第4番」は、若い生命が初々しく成長していくのを見るようなここちよさを感じる。曲の性格もあるが、カピュソンをソリストに迎えた「メンデルスゾーン&シューマン/ヴァイオリン協奏曲」(To TOCE55678)にも同じような快感があるので、これはひとえにハーディングの個性だろう。透明感のある音、喜びに躍動するメロディを引きだすハーディングの指揮ぶりが聴きものだ。マーラーのディスクには《子供の不思議な角笛》から3曲が入っていて、レシュマンのソプラノも表情豊かで可憐。

古畑 恒夫
Dallas Morning News 10 May 2005

マーラーの交響曲第4番は彼の作品の中で最も規模が小さいかも知れないが、実際に室内楽団によって演奏されるのは実に稀なことである。この演奏はしばしばソロ楽器の複雑な対位法が、時々質素な背景和音に対して空虚になるような様式を強調する。この新鮮さはDaniel Hardingの解釈でも反映されている。そしてそこでは全ての細部まで捕捉されて正当な重みが与えられている。彼は彼の師であるRattleとAbbadoから本当のピアニシモの素晴らしさを得たようだ。そして、演奏はその満たされたダイナミックな音域 を正しく理解するために静かに聴くことを必要とする。レコーディングそのものは実にワイドで明確である。個々の特徴と明確なな充足感に満たされ、音楽家たちはまさに夢のように演奏している。

Lawson Taitte
The Independent 14 February 2005

実に新鮮なマーラー交響曲4番。子供の角笛のHardingの伴奏部での解釈は常に繊細で説得力がある。

Rob Cowan
レコード芸術 2005年1月号

ハーディングとマーラー・チェンバー・オーケストラの演奏は、従来の様式観の一変を迫るような斬新な表現である。いわゆる両翼配置など外形的な形態はあまりめずらしくないが、そうしたことよりも楽譜のすべてが精密に処理された、いわば冷徹な演奏が聴き手を驚かせる。やや乾いた響きと素っ気ないような表情が音楽を組み上げていくが、それは楽団自体に制約があるマーラー演奏では、最小規模の編成を逆手に取った印象を与える。

したがって第1楽章から音構造が透けて見えるようで、主題はもとより副主題などもテンポをきちんと設定して整理された感じを伴っている。むろん展開部も明晰この上なく、音の感覚的な錬磨は室内楽的と形容したいが、いっぽうで音楽の核心を掘り下げていくアゴーギクが、一種の表現主義的な鋭さを示している。本質を冷静に図示した演奏といえるかもしれない。しかし再現部では思い入れたっぷりにテンポ・ルバートを用いるなど、聴き手の意表を衝くような自由さがある。

第2楽章は木管やヴァイオリンが独奏風といえるほど楽想を浮き上がらせるが、そのため細部の克明さは比類なく、音楽はスコアを解剖するように分析的である。そのなかからこの楽章の内部にある怪異な性質を垣間見せるのがおもしろい。トリオのゆれるリズムも同じで、ヴァイオリン・ソロなどもみごとだが、スケルツォの三現やコーダが特徴的であることはいうまでもない。

第3楽章は弦の歌を意志的にコントロールしているようで、部分的には流れがせき止められるようだが、いっぽうでは心の震えをあらわす感じでヴィブラートが駆使されている。しかもアゴーギクがマーラーの甘美さを適切に描くので、様式と内容が平然として自己矛盾の状態をつくり出している。しかも変奏は明快、終結部分には強烈な迫力がある。

終楽章はソプラノのドロテア・レシュマンが、曲に似つかわしい声質で歌っている。録音の残響が少ないためか表情の緻密さがよくわかるが、歌と強烈な間奏の表情の対比も明確で、なるほどマーラーの音楽とはこのようなものかという発見に導く。

《子供の不思議な角笛》からの3曲もレシュマンはよく歌い込んでいる。第2曲では皮肉な内容をきりりとした表情であらわし、3つのまったく違った内容を巧みに歌い分けている。ハーディングはここでも歌をよく支えている。この演奏は賛否両論が対立するだろうが、ダニエル・ハーディングとは恐るべき才能である。

小石 忠男
Britten : The Turn of the Screw
The Telegraph 15 December 2002
Britten : The Turn of the Screw
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ハーディングはブリテンのスコアの名人芸とは距離を置き、音楽劇をしっかり捉えてMCOを指揮している。

Michael Kennedy
International Record Review September 2002

ハーディングのサスペンスに満ちた静寂と柔軟性は(ブリテンが「自由に」とト書きをした多くのパッセージを参照しなくても断言できる)歌手の手助けとなる。ハーディングのコントロールと正確さは見事な楽器演奏に支えられている。私の考えではこの新しい録音は他のどれよりもブリテン自身のものに近いものである。

Michael Oliver
The Times 13 August 2002

これは必要なレコーディングだ。オリジナルの配置をした室内奏者はハーディングのおかげで輝き、MCOは必須な楽器の間奏曲を奏でる。

Geoff Brown
The Independent 25 July 2002

ハーディングはウェーベルンの内面的な小品に磨きをかけるように楽器のハーモニーを弱める傾向がある。これは彼の申し分のない聴覚を証明している。しかし最も強い印象を与えるのは、劇的な緊張感を維持する彼の能力であり、録音されたオペラにも生き生きと現れている。

Rob Cowan
Mozart : Don Giovanni
Sunday Times 9 July 2002 Mozart : Don Giovanni
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23歳にも満たないハーディングは、モーツァルトの偉大なオペラをレコーディングする機会を得たが、彼は熱意でチャンスを掴んだ。
 
Scotsman 14 July 2002

ドン・ジョバンニの性格は精力的なことである。出演者も演奏者もハーディングの熱狂的な指揮にこたえて自らを鞭打つ。彼はリスクを冒しながらも、劇的な緊張を支配してみせる。
 
Classic FM July / August 2000

ハーディングはプロヴァンスの暑い夏の夜に連れ出すように全体的にスキップした状態を保っている。

Jane Jones
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