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17th April, 2006 |
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先週、私は東京への旅から戻ってきました。私が日本のオーケストラと仕事をするのは今回が初めてのことで、東京フィルハーモニー交響楽団とマーラー交響曲第2番を演奏したことは私にとって大きな出来事でした。
マーラー第2番との最初の出会いは、尾高忠明指揮による National Youth Orchestra のメンバーとしてBBC Promsで演奏したことでした。当時私は14歳で、すでに将来指揮者になりたいと思っていました。このことを尾高さんに話したところ、大変励ましてくれ、大きな刺激を受けたことを覚えています。この曲を演奏した感動を決して忘れることはないでしょうが、また同時に、この曲を指揮する機会が来ることを待ち望んでいる自分を見出したのです!
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指揮者としての最初のマーラー第2番は、私の最初のポストであった Trondheim でのお別れコンサートでした。また、Claudio Abbado のアシスタント時代に最も記憶に残ったコンサートはアムステルダム・コンセルトヘボウでのベルリンフィルのマーラー第2番でした。 Claudio がウィーンフィルにデビューしたのがこの曲ですし、サイモン・ラトルがバーミンガムで最初と最後を飾ったのがこの曲であることを私は知っています。特別な時はいつも同じ曲なのです!
東京で、特に2回目の演奏会でそのような気持ちを感じました。私はオーケストラの集中力と献身的な演奏に感激したのです。
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日本と西洋のオーケストラの違いについて多くの人から質問を受けました。まず、私はオーケストラをこのようにグループ化して捉えることはできないと思います。どこの国でも、また同じ都市の中でも、オーケストラが異なればそれぞれに強い部分と弱い部分の違いが大いにあることがお分かりでしょう。とても静かに、細心の注意を払いながら、適切なイントネーションで演奏するようなことは誰にとっても難しいことです。また特定の音楽の性質、例えばマーラーの交響曲の中間楽章に現れるとてもウィーン的な音楽は、ロンドンやパリ、または東京のオーケストラであろうがそれを把握するのは非常に難しいことなのです。
東京フィルの演奏には繊細さと敬愛が込められています。オーケストラのメンバーは音楽を作り出すことに情熱を持つ優れた音楽家で、それこそがこのオーケストラに価値をもたらしているのです。また、東京オペラシンガーズ、ソロのカミラとカタリーナにこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
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しかしながら、東京での私は仕事だけではありません!食べることはいつの旅においても大切なことです…。ここで皆さんにご紹介してしまうと、次回私が東京に来た時にテーブルを予約できなくなってしまうかもしれませんが、今までの旅の中でこれほどまでに最高の肉料理に出会ったことはありません。
最高の食事とホスピタリティーを保証します。どうぞお楽しみを!
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また、サイン会や公開リハーサル、明治学院大学で行われた日本アルバン・ベルク協会主催の興味深い講演会を通して多くの聴衆の皆さんにお会いできたのは大変嬉しいことでした。
私の東京での最後の思い出はやはり音楽です。最終日の夜、幸運なことに私の友人で同僚でもある金聖響と一緒に、Riccardo Muti 指揮 Verdi の Requiem を聴くことができたのです。
それは素晴らしいコンサートでした。これほどまでに情熱と力強さに満ちた演奏は滅多にありません。私の友人の多くも演奏者として出演し、この素晴らしいコンサートで演奏した彼らをとても誇りに思いました。桜の美しい素敵な一週間に別れを告げる素晴らしい一夜となりました。
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